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かがり火の宴in兵庫運河

2006.8.26(新川運河キャナルプロムナード)
兵庫運河の近くで夕方からイベントがあると聞き、チラシを見るとジャズあり、琵琶演奏あり、芝居ありと不思議なラインナップ。さて覗きにいってみようとこれも初めて兵庫運河へと足を運びました。
近くに平清盛の塚があって、なるほど琵琶演奏がある訳だと納得し、会場に着くと、まだ明るい中(開始が17:30だったので)アカペラグループのライブが 始まりこれが開始の合図になったようです。会場には屋台もなく、飲み物とおつまみを販売しているテントがあるのみで、お祭りというよりも小さなイベントと いう感じでした。
さて、ようやく辺りも暗くなりイベントの目玉でもあるかがり火が焚かれ始めたころ、舞台も盛り上がってきました。舞台と椅子が並べられてあるだけの簡素な 会場で、スポットライトを浴びたジャズボーカリストの素敵なライブは簡素なだけに際立っていて、ビール片手の観客が夜風の涼しさと雰囲気のよさに盛り上 がってしまうのも頷けました。手拍子の中のライブが終わると、その次の琵琶演奏、「平家物語」の語りもなかなかの迫力。演奏者、役者の力と天然の舞台環境 がマッチしていつのまにか聞きいっていました。この日、雨は降っていなかったのですが、遠くで稲妻が走るのが見え、これがいい演出となっていたように思い ます。やはり野外というのはなんともいえない風情があるものです。
このイベント今回が初めてということでしたが、今後続いてゆく可能性はあるのでしょうか。私はイベントをやり続けることに意味があると思います。ので、次回も期待しております。【コナカ】

イベントは明るいうちから始まり、 夜はかがり火が焚かれる中、琵琶演奏や語り芝居が繰り広げられました。
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トム・プロジェクト プロデュース「骨唄」公演観劇レポート

2006.8.27(KAVCホール)
前述のブログでご紹介した「骨唄」公演を、この機とばかりに観劇いたしました。
開発の名の下に血縁、風習、信仰、伝統などが失われようとする九州の過疎の村で、頑なに土着の教えを守ろうとする父と、その娘たちとの葛藤と和解が、黒っぽいあばら家と一面の白い風車という印象的なモノトーンのセットを背景に展開していきます。
アングラ演劇の系譜を受け継ぐ東憲司の脚本は、過剰なまでに叙情的で、時にバカバカしくコミカルで、それをテンポと緩急のついた演出で魅せていきます。
役者陣は3人とも文句なく巧みで、特にシャーマニックな妹娘を熱演した新妻聖子の存在感は圧倒的。そこに高橋長英と富樫真の軽やかな演技が絡み、3人のコ ントラストも見事でした。巧い役者の存在感と迫力は、見慣れたKAVCホールの空気を一変させます。これこそライブの快感です。
ただ、個性の強い脚本は役者との相性も難しく、今回のヒロイン像が新妻聖子という素晴らしい女優さんにフィットしていたかどうかは、私には若干疑問。
とはいえ、久々に観劇後にじっくりと感想を語り合いたくなるお芝居でした。【オカノ】

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バチコンドー白熱のライブ

2006.8.26(神戸ビーズキス広場)
毎年この時期になると恒例のアレがTVで始まります。そう、多分知らない人はいないのでは?と思う「愛は地球を救う」。一体この番組何年やっているのか素 朴な疑問がわいてくる長寿?番組です。この番組では募金を集めるために各都市の会場で多くの人が集まるイベントをやっています。
さて、今年はKAVCでいつも「かしかぶ」していただいている「BACHIKONDOOO(バチコンドー)」さんが神戸の募金会場に出演されると聞き、これは是非見に行かねば!と会場へ急ぎました。
会場となったビーズキスの舞台上にはすでにバチコンドーさんの姿が。アフリカの民族衣装を身にまとい、珍しい楽器を手にして準備は万端。MCのかたから紹介され、演奏が始まりました。
普段「かしかぶ」で施設を借りられているときは、どんな音楽を演奏されているのかわからず、夜遅くまでがんばっていらっしゃるなあ、と思っていたのです が、初めて見たその日のライブはすごい迫力でした!男性が大小の太鼓のようなものを叩き鳴らし、その前で独特のリズムに合わせて女性が踊る。その激しいリ ズムは聴いた事のない旋律を刻んでいました。会場も気合いの入ったライブに飲み込まれ、みんな舞台上とその頭上の巨大スクリーンに映し出される姿に釘付け になっていました。
KAVCの施設を利用して練習を重ねて来たかたたちが、活躍するところを目にするのは大変嬉しいかぎりです。素敵な演奏を目指し、今後も練習がんばってください、バチコンドーさん!【コナカ】
※ かしかぶ = 貸しKAVC 
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続・淡路島アートフェスティバル2006

2006.8.22(淡路島)
前回より間が空きましたが「淡路島アートフェスティバル2006」後半に回った洲本市安乎周辺についてです。
さて、このあたりにあるアート会場でどうしても見たかったのは「日の出亭」です。この日はあいにく開いていなかった・・・ところをなんと特別に開けてくだ さいました。しかもアートフェスティバルのスタッフのかたに案内していただけるということで、待ち合わせの安乎平安浦交差点へ急ぎました。
待っていてくださったのはスタッフの矢吹さんと土井さんのお二人。まず案内していただいたのは「ギャラリーBANYA」で、淡路島の造形作家である前川さ んがご自宅を手作りで改築なさってつくられたギャラリーです。ここではアーティストのLOCOさんが実際に使用されたカブリモノや案内してくださっていた 土井さんの作品もあって、その心地よさに思わず長居してしまいました。前川さんは気さくなかたで、色々とお話していただきました。
「ギャラリーBANYA」を後にして、次にむかったのは期待の「日の出亭」です。ここは元料理旅館だったそうで、建物は傷みが激しく、補修中でした。ここ は期間中、土日しか開いておらず、カフェあり、展示ありの場所だったそうです。この日は勿論何も行ってはいないだろうなあ〜と思っていると矢吹さんから 「演劇公演の練習をやってますよ」とのお声が。8月25日と26日に公演される「BUSS TRIO」が練習真っただ中だったのです。さてその「BUSS TRIO」のかたにもちょっとお時間をいただき公演についてや淡路島との関係についてお話していただきました。すでに公演は終了していますが、どんな劇に なったのか、あの風景を見た私にとってはすごく気になるところです。
それ以外にも色々と盛り沢山見せていただきました。しかも、特別にガチャガチャまでさせていただいて、本当に矢吹さんと土井さんには親切にしていただきました。心から感謝です!ありがとうございました!
他にも話題はつきないのですが、この「淡路島アートフェスティバル」今後どんな展開になるのか楽しみでなりません。日の出亭がどう変わってゆくのか、この フェスティバルがどうなるのか、そして淡路島がこれによってどう変わってゆくのか。目が離せないアートフェスティバルになりそうです。【コナカ】

写真左から
・「日の出亭」の外観   
・「ギャラリーBANYA]
・アーティストLOCOさんの使用したカブリモノ。かぶってみると以外にもまわりがよく見えます
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かしかぶ豆知識①

2006.6.1(ART VILLAGE VOICE Vol.46 July-September)
 「かしかぶ」とは「貸しKAVC」のこと。その名の通り、KAVCにはホール、ギャラリー、スタジオ、会議室などのレンタル施設があり、広くどなたにで も(一部例外はありますが)ご利用いただけます。今回から始まるかしかぶ豆知識では、かしかぶの使い方やちょっとした情報などを掲載していく予定です。
 さて、かしかぶ豆知識第一回目の今回は、数あるかしかぶの中から、会議室をご紹介いたします。
 まず、広さがほぼ同じの会議室2とスタジオ3の料金を比べてみましょう。ほとんど変わりません。しかし、会議室2には長机10台と椅子20脚、そしてホ ワイトボード1台が最初からついていますから、何もついていないスタジオ3と比べると、料金的にはずいぶんお得です。ちなみに、長机が1台130円、椅子 が1脚70円、ホワイトボードが1台280円なので、スタジオ3で会議室2と同じだけ長机や椅子等の附属設備を使った場合、2,980円余計にかかること になります。
また、もう一つ、会議室には他のかしかぶにはない特長があります。他のかしかぶでは衛生上の理由やその他様々な理由でご飲食をご遠慮いただいていますが、 会議室ではお弁当を食べたりお茶を飲んだりできるのです。お食事をするためにお部屋を借りているわけではなくても、ちょっとお茶やお菓子をいただきたい会 合や催物って結構あると思います。
 会議室でできることは何も会議だけではありません。考え方一つでいろいろな使い方ができるのではないでしょうか。机や椅子がついていて、飲食可の会議 室。ぜひみなさん、ご利用下さい。ただし、注意点が一つ。会議室は二つありますので、もう一つの会議室ではまじめな会議をしているかもしれません。騒音は たてないよう隣への配慮をお忘れなく。【タカダ】
※ かしかぶ = 貸しKAVC

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淡路島アートフェスティバル2006

2006.8.22(淡路島)
日々様々な文化情報が入ってくるKAVCですが、「淡路島で面白いことをやっている」と聞き及んだのはいつ頃だったのか、1roomにてこのアートフェスのMAPを見る度に「行ってみたい」という思いがつのり、ついに22日行って参りました。
晴れ間と曇りが交錯する中、車で明石海峡大橋を渡り淡路島に到着。そこから南下し、アートフェスティバルの中心地の一つである洲本へ。途中、巨大観音像や観覧車を見ながら海沿いのドライブを楽しみました。
さて、洲本へ入り、まずは腹ごしらえということになりこのフェスティバルと関わりの深いイタリアンレストラン「リゾレッタ」へ。地元の食材を使った前菜・ パスタ・リゾットをいただきました。事前におすすめときいていた「ブルーベリーのリゾット」は初めての味でちょっとびっくり。その他の料理も予想以上の美 味しさに大満足で、アートフェスティバル関連企画イベントで作られる料理への興味も倍増しました。
お腹も一杯になり、まずは近くのアート会場の一つである「すもと公設市場」へ向かいました。レストランのかたに道を教えていただき(「リゾレッタ」さん、 ありがとうございます!)到着した「すもと公設市場」は懐かしい雰囲気のあるこじんまりとしたところで、近くに大型のスーパーがあるせいか、なんとなく寂 しい感じもしました。
まず探したのは市場の中にある商店に売り物とともに並べられているという「偽屋」の作品。これはちょっと笑ってしまうものばかり。楽しいので是非行かれた かたは見つけてください。また、空きスペースを使って「いちご美術館」、「文脈壁画」のフィッシングダイヤリーなどがつくられていました。
公設市場を後にし、次の会場「洲本市民工房」へ。レンガ造りの建物の中の工房では地元の小・中学生がつくったオリジナルカラーの小さな棒が壁面にずらっと展示されていました。
今回は展示中心に見て回ったのですが、アートフェスティバルではワークショップやイベントなど、その日でなければ見られないというものが多く、22日に洲本周辺では特に催しがなかったことは心残りではありました。
さて、ここまでは洲本の各展示をめぐりましたが、後半は「日の出亭」に行きました。こちらも面白かったので、近々アップします!【コナカ】

写真左から
・ 「洲本市民工房」の外観。素敵な雰囲気でした
・工房で行われていた展覧会[colors as clues]
・ 「リゾレッタ」のブルーベリーのリゾット
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ミヒャエル・ハネケ映画祭「71フラグメンツ」

2006.8.25(KAVC)
初めてハネケの映画を見ました。以前このブログで「時間制限のある演劇では頭の中の情報整理が間に合わない事がある」と書いたのですが、当然映画でもこう言ったことが起こります。
しかし、今回の「71フラグメンツ」非常に長いシーンが場面転換で効果的に使われたり、後で思い返すと、「説明しすぎかな?」って感じるシーンもあるものの、情報量の多い映画でありながらも非常にうまく編集されていました。
「移民、人種、老後、お金、銃など…」社会性を持った難しい内容を扱いながらも、ドキュメンタリー的な生々しさではなく、映画としての人間の心理を想像したり、映像・演出としての魅力のつまった作品になっていたと思います。個人的にはかなりツボにはまりました。
ちなみに、次の日に「セブンス コンチネント」を見たのですが、ハネケの作品は娯楽映画ではないので良くも悪くも違和感が残り、油断してみてると、精神的に痛い目にあう感じがしました。【ハヤシ】

■KAVCキネマvol.194「隠された記憶」
日時:8月26日(土)〜9月1日(金)※29(火)休館
28(月)〜9/1(金) 14:30/16:40/18:50
場所:KAVCシアター
料金:前売/1400円(Pコード:476-343)
   当日/一般1700円 大学生1400円 シニア1000円

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アートビアガーデン2006

2006.8.24(湊川神社)
F0079464_15312012 F0079464_1531343 ご 近所の湊川神社で、アートビアガーデン2006という催しが開催されていると聞き、仕事帰りにふらっと立ち寄りました。私が訪れた日は湊川神社の菊水 天神祭が行われていて、浴衣を着て盆踊りをする賑やかなやぐらがひときわ目を引きましたが、ちょっと楠公会館へ目を移すと、ライトアップされた竹格子の庭 でビールを楽しむ人々が見えました。
こ れがアートビアガーデンかと近づき、空間を見回すと、確かに美術作品が展示されていました。残念だと思ったの は、アートビアガーデンに来ている人が作品に気づいていないかもしれないということです。夏の夜の雰囲気を作り出す照明器具やインテリアとして作品が扱 われているようでした。それは裏返せば、ビアガーデンという空間に違和感なくとけ込んでいるということで、ある意味成功しているのかもしれません。しか し、この企画は来年神戸で行われるビエンナーレ2007に向けての試みとのこと、もうすこし「現代アート」の押し出しが強くてもいいのではと思いまし た。

ところで、KAVCでもお世話になっている映像作家の小池照男さんの作品も展示されています。展示場所が宝納殿の壁ということで、分かりにくい場所 ですが、大木の影を左右に揺らすことで、怪談のおばけのような不気味なムードを作り出していました。おそらく、難しい場所での展示に頭を悩ませたことと思 います。工夫に乾杯。【タカダ】

アートビアガーデン2006
2006年8月21日〜31日
17:00-21:00(雨天中止)
湊川神社境内 楠公会館東側駐車場

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2006 イタリアボローニャ絵本原画展

2006.8.22(大谷記念美術館)
10月に行う「チェコのポップアップ絵本展」の事前調査(タイソーな言い方!)を兼ねて、「イタリアボローニャ絵本原画展」に行ってきました。
夏休み、さぞや家族連れが多かろうと気合を入れて立ち入った館内は、意外にも、昨今の絵本ブームを反映して、一人静かに原画に見入る中高年男性の姿がチラホラ。ちょっとびっくり。
確かに展示内容は、毎年北イタリアのボローニャで開かれる「児童図書見本市」に併設された「イラストレーションコンクール」に入選した、日本人27名を含 む16ヵ国92名のイラストレーターたちの多彩な作品が並び、子ども向きというよりも、大人が充分に楽しめるものでした。
子どもたちが実際に絵本を手にとってゆっくりと楽しむことができる「えほんの部屋」や、「一時保育」のシステムが備わっていて、大人も子どももともにじっくりと鑑賞できる環境整備はバッチリ!
ただ、日本、韓国、台湾、イランの作家作品が数多く展示されていましたが、架空の世界、おとぎの世界を描くとなると、なぜにみな西洋風のシチュエーション になってしまうのか?!どうしてその国独自の気配や雰囲気が感じ取れないのか?!と不思議に思いました。童話といえば、アンデルセンやグリムが読まれ ちゃってる世界的な状況のせいでしょうか。ちょっとばかし腑に落ちないものを抱えて帰路につきました。【オカノ】


西宮市大谷記念美術館「2006 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
日時:8月19日(土)~9月24日(日)
10:00~17:00※水曜休館
料金:一般:800円、高大生:600円、小中生:400円

  • お問い合せ:0798-33-0164

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神戸新聞松形ホール ホワイエシアター 「茂山千之丞 第1回座・狂言の会」

2006.8.20(神戸新聞松方ホール
ハーバーランドにある神戸新聞松方ホールのホワイエシアターに行ってきました。
これは、松方ホールが独自のオーシャンビューな構造を活かして、いつもならお客様の待機場であるホワイエで、カジュアルな雰囲気のもと、誰でも気軽に楽しめる音楽やトークイベントを開催している企画です。
今回のプログラムは、重鎮・茂山千之丞さんの座・狂言。
入道雲と海面のキラメキをバックに、まず浴衣姿で現れた千之丞さんの軽妙なトークで、伝統芸能に対する敷居の高いイメージが払拭され、その後始まった座・ 狂言では、まさに落語のようなスタイルで一人三役を軽々と演じ分け、本格的な舞台とは趣の異なる、しかしながら見応えじゅうぶんの「素袍落(すおうおと し)」を堪能しました。
83歳とは思えない、活き活きと爽やかな千之丞さんのチャレンジ精神にあふれる崇高な姿と、ホワイエで魅せるという逆転の発想から生まれた松方ホールの新しい観客創りが、文化施設の運営に携わる私には、とても大きな刺激になりました。
みなさんも機会があれば、ぜひホワイエシアターを訪ねてみてはいかがでしょう。【オカノ】

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マシュー・バーニー「クレマスター・サイクル」

2006.8.19(KAVC)
「クレマスター・サイクル」におこし頂いた皆様有り難うございます。そして長時間お疲れ様でした。
おかげさまで200人を超える満員御礼!会場も熱気に包まれ無事上映を終えることができ、スタッフ一同感謝しております。

さて、それぞれの感想があるであろう「クレマスター・サイクル」皆さんはどのように感じられましたか?
僕は作品を楽しむ方法の一つとして「2つのキーワード」を作り、後で人と話したり考えたり想像したりして、楽しみます。(実際に書くと、かなり根暗な楽しみ方ですが…)
今回も色々「不自由な自由」「映像的身体表現」「箱庭的拘束」「妄想と現実」「世界と隙間」「眠気と狂気」「時間と系列」「映像と写真」などなど色々な言葉遊びをして、映像を思い出しながら色々考えたり、人と話したりしました。たださすがに一日中見ると情報過多ですね。
しかしどの映像も魅力的でこの後の「拘束のドローイング9」が待ち遠しいかぎりです。【ハヤシ】

「拘束のドローイング9」
日時:9月16日(土)〜22日(金)※19(火)休館
11:30/14:10/16:50/19:30
場所:KAVCシアター
料金:前売/1400円
   当日/一般1700円 大学生1400円 シニア1000円

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トム・プロジェクト プロデュース「骨唄」

F0079464_13224365 何から何まで東京中心!っていうのは癪にさわる私です。だから、東京発のお芝居を有難がる気はさらさらないのです!
でも、トム・プロジェクトが企画するお芝居は、“評判”ד実力”ד組み合わせの妙”が程よくブレンドされてて、色んなお芝居をかなりたくさん観ている私も「それなら観たい!」って思わせられちゃうんですよ。
今回の「骨唄」も、ダイナミックな大仕掛けで「生」への渇望みなぎる力強い作品を発表している要注意演劇人・東憲司(劇団桟敷童子) が作/演出を担当し、誰もが認める渋ーい実力派俳優・高橋長英と、映画や舞台で確実にキャリアを高める若手実力派女優・富樫真と、「レ・ミゼラブル」での 華々しいデビュー以来ミュージカルからストレートプレイまで幅広く活躍する期待の新人・新妻聖子がトライアングルで演技の火花を散らし、作品のテーマは現 代人が失いかけてる
家族や故郷とのつながり―っていうんだから、「うまいとこ突いてくるなー、おもしろそー」ってワクワクしちゃうわけです。
東京からたった一日だけ神戸にやってくるお芝居、それもビミョーな匙加減で心くすぐる要素が詰め込まれた作品。
これを見逃すってのはいかがなもんか、観なきゃ損なこのチャンス!
私も癪だの何だのはかなぐり捨てて、必ず観ようと思ってます。皆さんもぜひご一緒に。
【オカノ】

トム・プロジェクト プロデュース「骨唄」
日時:8月27日(日)17:00
場所:KAVCホール
料金:前売3500円 当日3800円 ※全席自由

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神戸散策 その1 「海岸通り周辺」 

2006.8.17(海岸通り)
F0079464_1154375 最近はお盆も過ぎたこともあり、ちょっと暑さがやわらいだかな、と感じることもしばしば。けれどももう少し日差しが弱まればと思いつつ、神戸の散策にでか けました。この日の天候はメチャクチャで雨は降るわ日差しはきついわ風は凄いわで、お世辞にも散策日和とは言えませんでした。
さて、そんな中歩き回ったのは元町駅より南側の海岸通り周辺の雑貨屋と本屋。
日頃からKAVCがお世話になっているお店を中心に、その他知らないお店にも足を運んでみました。
私は最近神戸に来たばかりなのでこの辺りをじっくり見て回るのは初めてでしたが、ちょっと古そうなビルに小さなお店がいくつも入っている様子。その中から 面白そうなお店を選び、中へと入ってゆくと、これが素敵なところばかり!中でも「EINSHOP KOBE」と「vivo.vabookstore」は特に良かったです。
F0079464_11495138 お店それぞれに個性があるので、雑貨屋だけを巡っていても全然飽きない。また、輸入ものを扱っているところが多いようにも感じ、さすが神戸と妙に納得してしまいました。
センスのいいものを揃えているところには、センスのいい人が集まるのでしょうか、辺りを道行く人々はみなお洒落さんばかり。若い人が中心となって、この場所独特の文化ができているのだと感じました。
こういった神戸独自の雰囲気を持つ場所こそが人々を惹き付ける力になっていることを改めて実感した真夏の一日でした。【コナカ】

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1room(ワンルーム)が変わりました!

2006.8.16(KAVC)
F0079464_17582529 F0079464_17574881 神戸アートビレッジセンター(KAVC)1階は1room(ワンルーム) といって、オープンスペースとしてKAVCを訪れた方にご利用していただいております。
主に映画、美術、舞台など芸術文化の情報収集・発信スペースとして、様々な催しのチラシやポスターが置いてある1roomですがこの度レイアウトを一新しました。
得たいと思う情報がすぐに手に入るよう、地域ごとに分けられ、その中で各分野にまとめております。神戸市内にとどまらず、関西、全国、そして海外の情報ま で幅広く収集しておりますので、1roomにお越しになったら、是非ぐるっと一回りしてみて下さい。きっとおもしろい情報や発見に出会っていただけると思 います。そしてもし気になる催しがあったなら、是非そこへ足を運んでみてください。心動かされる「何か」を見つけられるかもしれません。
もちろん、KAVCの催しもどうぞよろしくお願いします。
1roomは今後も変化を続けてゆきます。どうぞお楽しみに!【コナカ】

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ユナイテッド93

2006.8.15(シネフェニックス)
United93_trailer たまには大作映画のレビューを書きます。
さて、最近、イギリスでテロ計画が発覚したとの報道がありました。5年前のアメリカ同時多発テロがちっとも昔の話にならない世界情勢ですね。そんな中公開されている『ユナイテッド93』 を観てきました。ご存知のとおり、ユナイテッド93便は、テロ犯によりハイジャックされた他の3便(内2便は貿易センタービルに、1便はペンタゴンに墜 落)とは異なり、テロの目的を達成できませんでした。映画の中では、乗客とテロ犯のやりとりや、管制塔の緊迫した様子などが描かれています。映像というメ ディアの特徴をいかし、非常にリアルに表現されていますが、もちろん、ドキュメンタリーではありません。乗員乗客が全員死亡しているので、機内の様子は作 り手の想像でしか描けません。
社会的に衝撃的な出来事は、絵になったり芝居になったり映画になったり。アートを通して、すなわち、作り手の見方を通して、社会的な出来事は作品として再 構築されます。また、私たち受け手はそれに興味をそそられます。アートは社会と絡み合っていて、私たちの日常と近い関係にあるのだと改めて思いました。
ところで、『ユナイテッド93』は、臨場感を出す演出のためカメラが固定されておらず、かなり激しく画面が揺れます。ご覧になる方は、映像酔いにお気をつけください。私は完全にやられてしまいました。【タカダ】

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KAVCチャレンジシアター'06-'07 第二次審査:公開プレゼンテーション

2006.8.12(KAVC)
1997年度から、舞台表現における新しい可能性の発掘と育成、発進を目指して取り組んでいる「KAVCチャレンジシアター」。昨年から一つのキーワードを提示し、そこから発想された舞台作品を募集、選考を経て、開催しています。
先日、その第二次審査会がKAVCシアターで実施され、14の個人及び団体が公開プレゼンテーションにいどみました。
今年のキーワードは「NIPPON」。
あまりにも身近で、形がつかめず、それでいて巨大で、いつの間にか無意識の中に刷り込まれている単語は、改めて「これ」と目の前に提示されると、どう対峙すればよいのか頭を抱え込んでしまうもの。
案の定(?)審査会では、創り手の苦闘と格闘が充分に伺える個性豊かなプレゼンテーションが繰り広げられ、続く審議も、選考委員の劇団太陽族/岩崎正裕さん、劇団☆世界一団/ウォーリー木下さん、銀幕遊學◎レプリカント/佐藤香聲さん、そしてKAVC演劇担当二人を含む計5名が、喧々諤々、思案と意見交換を繰り返し、知力体力をフルに使って、濃い~審査を行いました。
悩みに悩んだ結果は、審査員全員が納得する魅力的なラインナップになりました。
この結果をふまえた情報は、8月下旬のKAVCホームページで発表する予定です。
今年のチャレンジシアターも大いにご期待くださいね!【オカノ】

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「チェコのポップアップ絵本展」打ち合わせ

2006.8.10(アットアームズ)
F0079464_16221762 今日はチェコのポップアップ絵本展の打ち合わせのため、大阪の西天満にあるアットアームズさ んのオフィスに行ってきました。アットアームズさんは今秋の「チェコアニメ映画際」および「チェコのポップアップ絵本展」のパートナーです。さて、ミー ティングルームに通された私たちの前に、アットアームズの西野さんと和阪さんはドサッとたくさんの絵本を持ってきてくださいました。ポップアップのつくり が巧妙なのはダントツでクバシュタさんの作品。しかし、絵がかわいらしくてなかなか負けていないセダさんの作品。どれをどんな風に展示しようかと話は盛り 上がりました。チェコの絵本は様々な国の言葉で製作され印刷され、いろんな国に輸出されていた背景があります。チェコの芸術性の高い絵本が、かつて社会主 義国で貧しかったチェコを支える立派な産業だったことも、堅苦しくなく伝えることのできる展示になればと思います。【タカダ】

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「その道の達人」に学ぶ講座「光と影で絵を描こう!&オリジナルTシャツを作ろう!」+APF

2006.8.5-6(KAVC)
F0079464_17353140 「その道の達人」に学ぶ講座は神戸市教育委員会が子ども達に将来の夢を持つきっかけにと3年前から行っているプログラムで、神戸アートビレッジセンターではシルクスクリーンワークショップを開催しました。
版画は間接技法の為、筆やペンで絵を描くのとは少し違い、影を想像しながら絵を作っていきます。普段とは少し違う絵作りに初めは戸惑いながらも、講師の中川久子さんに教えられながら印刷する頃にはかなり賑やかな雰囲気になり、個性豊かな作品が沢山出来上がりました。

※シルクスクリーン
版画の一種孔版という技法を使った印刷で、版にテトロン等の化学繊維のスクリーンを利用した印刷方法で、昔はスクリーンに絹を使用していたためシルクスクリーンと呼ばれています。
※写真製版法
光が当たると固まる感光乳剤をスクリーン面に均一に塗布し、原稿となるフイルムと密着させ光(紫外線)を当てることによって版を作ります。影になった部分 は水で洗い流すと孔(あな)があくのでそこからインクを落とします。今回の「光と影で絵を描こう!」ではフィルムの変わりにコップやひも等を使い太陽の光 (紫外線)を利用して版作りを行いました。【ハヤシ】

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チェコ絵本とアニメーションの世界展

2006.8.9(美術館「えき」KYOTO
F0079464_073148 KAVCで秋にチェコのポップアップ絵本展を開催する関係で、「チェコ」とか「アニメーション」とか「絵本」とかのキーワードを聞きつけては出歩く 日々ですが、今日は、京都の伊勢丹7階にある美術館「えき」KYOTOに 行ってきました!美術館の中に入ると、予想通り、お子さん連れのお母さんたちが展示を眺めていました。壁にはずらっと色々な絵本の原画が額装されて並んで いて、絵本自体はアクリルのショーケースの中に置かれていました。また、アニメーションは会場内の何ヶ所かに設置されたテレビモニタで見られるようになっ ていました。子どもたちは額装された絵本の原画より、テレビモニタ上で動くアニメーションの方に興味があるようでした。チェコのアニメーションって、本当 にキャラクターの動きがチャーミングでついつい見入ってしまいますよね。展示の最後の方、現代のチェコの絵本コーナーには、手に取って見られる絵本も2冊 ありましたが、アクリルケースの中に入っている古い本の方がいいものに見えるのか、手に取って見たいように思いました。もちろん、貴重なものだと思います ので無理ですが。【タカダ】

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TAKE IT EASY !「葬儀屋オペラ」

2006.8.4(KAVC)
もともと、あまり芝居を見ていない僕は、役者・脚本・演出・照明・音響・舞台装置などなど色々な要素のあるお芝居で、どこが好きで、何が嫌いなのだろうか?とまだ自分の楽しみポイントを見つけられていない。
少し苦手なのは舞台上では話を進めるために説明(言葉、リアクション)が多く、人それぞれ理解力が違う中、時間という制約をつけて情報整理が強要されてし まうところで、自身での消化が出来なく、不完全燃焼がおきても戻れない、一つのシーンから別の想像をしてしまい、5〜10分くらい頭が別の方にそれてしま う事がよくある。(僕だけでしょか?)
さてはて、そんな僕がホームグラウンドカンパニーの一発目「TAKE IT EASY!」を観劇しました。
今回の葬儀屋オペラのチラシに書かれていたコピー「もしも、黒服に黒傘の5人があなたの前で笑ったら…それが旅立ちの合図です。」葬儀屋の黒服は理解でき るが、傘ってなんだ???[東洋では傘は仏像にかざす天蓋から発展した…]まあ天にかざすものとしては傘も理解できるのか・・・などと考えている間に開 演。
今回の「葬儀屋オペラ」では、5人の葬儀の演出を行うのですが、この葬儀をされる「死人?」がなかなかくせ者で
一人目は「金持ちのじいちゃん」これは良くある遺産相続のパターンでよく分かる。
二人目は「上沢くん」上沢君が亡くなってその恋人が主人公だが、上沢くんは「犬」である。
三人目は「芸術家」この芸術家はまだ死んでいない。芸術的な死ぬ演出?をして欲しいと依頼に来る。
四人目は「いたずらっ子」子どもが亡くなったことを納得できないお母さんと成仏できない子どもの話。
五人目は「世界一孤独な男」自分の日常品(モナリザの絵、セロテープ、掃除機・・・)が死んでしまったからと悲しみその度、葬儀屋に頼みに来る不思議な男。
様々な依頼に応え葬儀を行うこの集団、常識離れした想像力と、ショートストーリーで進んでいく小気味良さが心地よかったです。一つ注文をつけると、女性の劇団が中性的にして歌が入ると宝塚を感じてしまうので、個人的には女性を意識した葬儀屋でも良いのかな?と感じました。
さて、ホームグラウンドカンパニーとしてKAVCが応援するTAKE IT EASY !の次回作に期待しつつ、この後の「PEOPLE PURPLE」「太陽基地アパッシュ」「劇団赤鬼」の公演も見逃せなくなってきました。【ハヤシ】

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CEDOK

2006.8.4(チェドック ザッカ ストア)
F0079464_14112524 神戸は元町にあるチェドックさ んに行ってきました!このお店はチェコを中心にセレクトされた絵本や雑貨を扱うお店です。急な階段を上り、2階にあるお店のドアを開けると、たくさんのか わいらしい本や雑貨がところ狭しと並べられています。私が訪れた日は、お店の真ん中の大きなテーブルに、チェコ絵本の古本がびっしり並んでいました。どれ もかわいくて面白くて(といっても、チェコ語はわかりませんが…)、ついつい1冊ずつ手に取って見てしまいます。
F0079464_14113915 チェドックさんには今度のチェコのポップアップ絵本展でご協力をいただくことになっています。どんな形になるかはまだ未定ですが、「チェコアニメ映画際」 や「チェコのポップアップ絵本展」をさらにパワーアップさせてくれることは間違いありません。期待していてください。【タカダ】
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CEDOK zakkastore
チェドック ザッカストア
〒650-0023 神戸市中央区栄町通1-1-11-2F
tel: 078(393)3822
13:00-20:00 木曜定休
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「指定管理者制度は今、どうなっているか」

2006.7.28(松下IMPピル)
ここ1、2年、公共施設に携わっている関係者にとってもっとも気になっている話題は「指定管理者制度」ではないでしょうか。
2003年、地方自治法の一部が改正されて「指定管理者制度」が導入され、 公募により、民間業者、NPO、ボランティア団体などに「公の施設」の管理運営を任せられるようになりました。昨年あたりからかなりの数の公共施設が指定 管理に移行し、この神戸アートビレッジセンターも 大阪ガスビジネスクリエイト(株)が神戸市より指定管理を受け、管理運営を行っています。
さて、この指定管理者制度、始まって間もないのでまだまだ問題も抱え ており、そういった現場の声を聞くことの出来る場として今回「舞台芸術・芸能見本市2006大阪(pamo)」の関連企画で「指定 管理者制度は今、どうなっているか」が開催されました。
 参加者はせいぜい40名くらいかな?と思っていたのですが、実際は定員オーバーの120名が集まり、関心の高さが伺えました。
パネラーはNPO副理事長、元公務員、外郭団体職員、研究者などそれぞれの立場から、指定管理公募の問題、実際の運営の問題、今後の問題点等の意見が述べられ、興味深い話を聞かせて頂きました。
この神戸アートビレッジセンターは文化施設であり、その役割(ミッション)をしっかりと見つめ市民の皆様に還元できる施設にしたいと考えてます。その為には行政と大阪ガスビジネスクリエイト(株)双方の文化(その施設)に対する理解が重要になってきます。

今回のようなシンポジウムなどが開かれ議論されることは、今後の指定管理者制度が有効な制度として成り立つ上で重要な事で、私自身公的施設に携わる人間と しても、文化施設の役割、指定管理者としての役割をしっかりと考え、行動に移していかなければならないと考えています。【ハヤシ】

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ダンスで理科が好きになる!―教科学習とワークショップで伸ばす、学力と表現力―

2006.8.2(京都芸術センター
子どもの学力低下、特に理科離れが深刻な問題になっている昨今、「ダンスで理科を学ぼう」という取り組みがなされているのをご存知ですか。
これは、アートによって豊かな教育環境をつくりだすことを目的に、小中学校や児童館にアーティストを派遣し、ワークショップによる教育活動のサポートを行っている京都のアートNPO子どもとアーティストの出会いが実践している企画で、この度その実践報告「ダンスで理科が好きになる!」に参加をしてきました。
このような取り組みは、アートマネジメント側の「アートの可能性を広げ、アートの力を具体的に社会に役立て、その有効性を広く浸透させていきたい」という 考えと、教育現場の「現状の教育に行き詰まりを感じ、アートの力で打破したい」という思いから生まれたもので、これまでに総合教育などの時間を使って、コ ミュニケーションや表現力に重点をおいたワークショップの実例が報告されています。
今回の企画の画期的なところは、一見ダンスとは縁のなさそうな「理科」という科目に特化して、はっきりと「学力」を高めることを目的に取り組んでいること で、実際に「めだかの観察」や「からだの仕組み」の単元では、「対象の動きを模倣する」「五感を働かせる」「他者のからだに触れる」など身体を使って学ぶ ことによって、子ども達の興味は確実に高まり、テストの結果もよくなったとのことでした。
まだまだ教育現場でアートの有効性に期待する人は少なく、その成果を評価するシステムも確立していません。対するアーティスト側も信念とノウハウを持って 新たな可能性にチャレンジする人材は不足しがち。しかし、アートと学校の関係に大きな期待を寄せる人たちが全国に着実に増えていることは実感しました。
課題の多い現状ですが、わたし達のようなアートマネジメントに携わるスタッフが、難題を克服しながら、道なき道を切り開いていければ、芸術文化=アートに対する社会の認識も少しずつ変わっていくのだという手応えは強く感じました。頑張らなくっちゃ!【オカノ】

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アニメーション・スープ上映会vol.5

2006.7.30(第七藝術劇場)
アニメーション・スープと は、主に関西を中心に活動しているアニメーション作家の集団で、バラエティに富んだアート・アニメーションを作っているグループです。KAVCもアニメー ション・スープさんには仲良くしていただいていて、今年の4月には作家の一人ヨシムラエリさんによる切り紙アニメーションのワークショップが開催されまし た。
さて、上映会ですが、まず驚いたのが、人の波、人の渦。劇場は超満員御礼状態でした。私自身大好きなアニメーション・スープさんですが、みんなも大好きな んですね。注目の高さが伺えました。4時間におよぶ29本ものアニメーション上映でしたが、途中で映像と音楽のコラボレーションとでも言うのでしょうか、 映像に併せた生演奏が行われ、ちっとも飽きることがありませんでした。その中でも、私が一番驚いたのは、小学生が作った作品「ちょうドいなか村」。プログ ラムを見ると、手法は「きりつ紙」となっていますが、紙の上にクレヨンや色鉛筆で絵を描き、それを切り抜いて起こし、立体にして動かすもので、全行程がコ マ撮りされているので、平面からぴょこっと立体になって動き出す様子がなんともかわいらしい印象でした。また、3人の子どもたちのナレーションや歌による BGMが素晴らしく、何度も吹き出して笑いました。
その他にも質の高いアニメーション目白押し、ライブパフォーマンスも3組が3組とも違う趣で個性的でした。画像は、4月にKAVCでワーックショップ講師 をしてくださったヨシムラエリさんの『Little Kitchen』です。いろんな紙素材をつぎはぎして作られたアニメーションは、何度見ても画面のどこかに新しい発見があり、それに何といってもかわいら しく、大好きな作品です。現在Early Galleryにてヨシムラエリさんの展覧会開催中です!【タカダ】

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「チェコのポップアップ絵本展」

F0079464_17171548 アートプラットフォーム(APF)では神戸アートビレッジセンターで行われる催し物の幅を広げたり、お客様にお楽しみいただけるような仕掛けを作ったり、広く知って頂くための工夫をする「+APF(プラスAPF)」を行っています。
今回はそんな企画の一つ「チェコのポップアップ絵本展」開催に向けた速報です。この企画は10月に「チェコアニメ映画祭2006」を開催するに辺り、チェコアニメをより楽しんでいただける企画をと配給会社のアットアームズさんのご協力を得て開催する運びとなりました。
この「ポップアップ絵本」はチェコ(当時のチェコスロヴァキア)で社会主義国家と言う規制のある中で世界十数カ国に向けて作られました。ヨーロッパだけでなく、日本語の絵本もチェコで印刷されていたのに驚きです。
今回はプラハの町を愛しチェコで絵本を作り続けたヴォイチェフ・クバシュタの絵本を中心に1960〜80年代にかけて作られた貴重なポップアップ絵本、約100点を展示いたします。
当時日本にも多く輸入された「とびだす絵本」30〜40代の皆さんはもしかしてチェコのポップアップ絵本をお持ちかも知れません、一度実家の本棚を探してみては如何でしょう?【ハヤシ】

「チェコアニメ映画祭2006」関連企画 +APF
「チェコのポップアップ絵本展」
日程:10月7日(土)〜15日(日)12:00〜20:00
場所:KAVCギャラリー
料金:入場無料
主催:神戸アートビレッジセンター 指定管理者:大阪ガスビジネスクリエイト(株)
   (株)アットアームズ
協力:(株)レン・コーポレーション、チェドックザッカストア

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